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Web面接にかかる費用の削減方法とは?Web面接ツールで費用対効果の高い採用活動に!

  • 2023年05月11日
  • 2023年10月6日
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新型コロナウイルスの影響もあり、近年ではWeb面接を導入する企業が多くなりました。一方、採用活動にあたって面接専用のWebツールを導入していない企業も多いのではないでしょうか。無料のツール(例:Google Meet)や、既に利用している有料のミーティングツール(例:Zoomのビジネスプラン)で十分だ、とお考えの方もいらっしゃることでしょう。

確かに、新しいツールの導入には手間も費用もかかります。しかし、実際には専用のWeb面接ツールを導入したほうが、後々の手間や費用を抑えられるのです。

本記事では、応募者・採用担当者双方の視点からWeb面接でどのような障壁(ハードル)が考えられるか、またその解決法についてご紹介します。

また、考えられるWeb面接ツールの導入や利用のハードルに対し、それらをクリアにするWeb面接ツールを導入することで、どれだけWeb面接にかかる費用を抑えることができるのかというメリットもあわせてご紹介していきます。

 

応募者から見たWeb面接実施にいたるまでのハードル

応募者から見たWeb面接にいたるまでのハードルの画像
まずは応募者からWeb面接ツールを見た場合を考えていきます。

応募をして頂いたにもかかわらず何らかの理由により面接にまで至らない求職者は少なからずいることでしょう。

特に人材派遣業界においては、求職者側には応募先となる人材派遣会社について多くの選択肢があります。その為、面接の日程調整が面倒だったり、アプリダウンロードや登録作業、ログインなど手間が多かったりすると、それだけで求職者は離脱してしまいかねません。

せっかく応募してもらっても、Web面接に至らなければ、それまでに費やした広告費や採用担当者の人件費は無駄になってしまいます。つまり、見えない費用がかかっている、というわけです。もちろん有料ツールの料金も無駄になります。

応募者を効率的に面接へ導くことができれば、それだけ費用対効果が高い採用活動になると言えます。

 

一般的なWeb面接ツールはアカウントの作成やアプリのダウンロードが面倒

現代のインターネットサービスは、それぞれアカウントの作成やアプリのダウンロードが必要となるケースが多いです。様々なサービスが、いかにアカウントを作成してもらうか、アプリをダウンロードしてもらうか、試行錯誤を繰り返しています。Web広告を打ったり、アカウントの作成に特典を付けたり、といった工夫をしているのです。

なぜなら、現代のインターネットに慣れた人々にとって、新たなアカウントの作成は「非常に面倒くさい」行為だからです。既に膨大な数のアカウントを持っていて管理が煩雑になりやすい上、さらに新しいアカウントを取得するなんてまっぴらだ、と思う方もいるのです。アプリのダウンロードも同様に、非常に面倒な行為となります。

採用活動に関しても同様のことが言えます。応募者にとっては「面接のためだけにアカウントを取得し、アプリをダウンロードしなければならないのか」という心境になりやすく、心理的なハードルが高くなるのです。アカウントの取得やアプリのダウンロードは、面接に対する意欲を削ぐだけでなく、場合によっては応募自体を辞退してしまう可能性も大いにありえます。

人材派遣業界においては、求職者は他に多くの選択肢を持っています。面倒のない応募先を選んでもおかしくはありません。もちろん採用担当者にとっては機会損失であり、採用活動にかけた費用が無駄になってしまいます

この問題を解消する方法は、アカウントの作成もアプリのダウンロードも不要なサービスを選択することです。必要なのは、どんなスマートフォンにもインストールされているWebブラウザだけ。もちろんPCのWebブラウザからも利用できるものです。

また、アカウントの登録やログインの必要がないものを選ぶことで、面接に至るまでの心理的なハードルを下げることができます。応募者が嫌がったり敬遠しがちな要素を排除することで、応募から面接に至るまでの離脱者を減らすことにつながり、採用活動にかけた費用を無駄にせずに済みます。結果的に費用対効果も上がります。

 

使い方がよく分からない

世の中には様々なWeb面接ツールがあり、ツールごとに様々なコンセプトがあります。そしてそのコンセプトにしたがって多くの機能が搭載されています。しかし、機能が増えていくとそれだけ使い方が複雑になっていきます。よく分からない、使いづらい、使うのが億劫になる、というのも応募者が離脱する理由に値します。

何が問題かというと、機能が多すぎることが問題なのです。Web面接に必要な機能だけを搭載していればいいのにもかかわらず、何度も画面遷移があったり、無駄な機能のボタンが多くあったりすると、かえって利用者の混乱を招いてしまい離脱してしまう人もいるかもしれません。

そのため、Web面接ツールは利用方法がシンプルで簡単なものを選ぶようにしましょう。応募者が採用担当者から送られた面接用URLをタップ、あるいはワンクリックするだけで面接をうけることができるツールもあります。できるだけ応募者にやさしいツールを選ぶことが大切です。

こちらも費用の側面から考えると、応募者が敬遠しがちな要素を排除することで面接までの離脱者を減らし、採用活動にかけた費用を無駄にせずに済むのです。

 

通信量の増大が気になる

自宅にインターネット回線を引いておらず、スマートフォンだけがインターネット接続環境である、という応募者も多くいます。そんな応募者にとってネックとなるのが、Web面接時の通信量です。

動画を視聴すると通信量が膨大になるのはご存じの通りです。YouTubeで興味のある動画を高画質の状態で閲覧し続けたり、長時間のビデオ通話をしたりすると、スマホのデータ容量がいっぱいになってしまうこともあるでしょう。いわゆる「ギガが減る」状態です。ギガが減っていき、決められたモバイル通信量の上限を超えてしまうと、通常時と比べ通信速度が格段に遅くなってしまいます。

動画視聴と同様に、Web面接も通信量が膨大になりがちです。スマートフォンを利用する機会の多い応募者にとっては、スマホの通信量が膨大になる、つまりギガが減るのは大問題なのです。

オンライン面接ツールSOKUMEN | プロダクトとサービス | 株式会社マルジュ

そこで、データ通信量を抑えるWeb面接ツールを選ぶことによりそのような問題を解消することができます。なかでも、Web面接ツール「SOKUMEN」の通信量は業界最小レベル

例えばZoomの通信量が30分間でおよそ250MBといわれておりますが、SOKUMENはなんと30分のビデオ通話で、たった100MB~130MBの通信量で済みます。仮に通信量の上限が5GBとごく少ない容量の格安プランであったとしても、24時間も話し続けることができる計算になります。これなら応募者にかかる負担は最小限となります。

この通信量の少なさは、応募者に伝えることで安心感を与える材料になるでしょう。通信量の点でも面接に繋げやすくなるため、応募者の離脱を防ぐことができますそのため、採用活動に要した費用を無駄にせずに済みます

 

採用担当者から見たWeb面接ツールの導入ハードル

採用担当者から見たWeb面接ツールの導入ハードルの画像

次に、採用担当者から見たWeb面接ツールを考えていきましょう。採用担当者にとって重要なことは、費用と使いやすさの2点に集約されるでしょう。使いやすくても費用がかさむのなら導入はできませんし、低額でも使いづらいなら無駄な出費ということになります。あるいは、無料のツールで何か問題があるのか、という考えもあるでしょう。これらの事項についてそれぞれ考えていきましょう。

 

初期導入費用がかかる

Web面接ツールによっては、初期導入費用が必要なものもあります。しかしツールは実際に使ってみないと、必要な機能が揃っているか、使い心地はどうか、分からないものです。導入してみたはいいものの、合わなかったから解約した、という場合、初期導入の費用がまったくの無駄になってしまいます。ここに月額、あるいは年額の使用料まで乗るのですから、ツールの導入に慎重になるのも無理はありません。

そこで、初期費用がかからないWeb面接ツールを選ぶことで、月額または年額にかかる費用のみで運用が可能となり、運用費用も抑えることができるのです。

 

登録者数の変動に伴う料金アップ

Web面接ツールには従量課金制のプランで提供しているサービスもあります。登録者数が増えれば増えるほど、あるいは面接の回数が増えれば増えるほど、料金がかさんでいきます。これがWeb面接ツール導入のネックになっている、という採用担当者も多いでしょう。人材派遣業界においては、数十人、数百人と面接をするわけですから、従量課金となると費用が高額になりがちです。

その場合、月額または年額の固定料金サービスがおすすめです。
また、面接回数、面接時間は無制限のものを選ぶことで、派遣の応募者が増える3月〜4月の時期など急に求人が増えるタイミングでも同額の費用でまかなうことができます。

 

無料のミーティングツールで、実は損をしている

無料のツールを使えばいいじゃないか、とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、よく考えてみてください。面接のスケジュール管理と、Web面接ツールがバラバラになってはいませんか?スケジュールとWeb面接ツールの連動を、人力で行ってはいませんか?この小さな不便を放置することで、大きな損をしているとお気づきでしょうか?

人はミスをする生き物です。1回や2回の面接なら、人力でスケジュール管理とWeb面接ツールの管理を連動させることも可能でしょう。
しかし、特に応募者の多い人材派遣業界で、数十回、数百回とスケジュール管理とWeb面接ツールを連動させていたら、頻繁にミスが発生してしまうでしょう。誰々のURLはこちらで、他の誰かのURLはこちら、ということを100回、200回とスケジュール管理ツールへ入力することを想像してみてください。それだけで煩わしいと感じませんか?。

つまり、無料のツールを使っていても、管理の手間が発生することで実は損をしているのです。

この場合、ツール自体に「面接スケジュール管理用のカレンダー」が搭載されているサービスがおすすめです。
カレンダーに最低限の情報を入力するだけで面接用URLを発行できるようなツールであれば、そのようなミスは起きにくくなるはずです。スケジュール管理とWeb面接がツール側で連動していることで、オペレーションは増えませんし、スケジュール管理のミスも最小限に抑えることができます。

採用活動が1つのツールだけで完結すれば、無駄な時間は発生しません。時間に余裕ができれば、さらなる採用活動の効率化に取り組むこともできます。

 

Web面接ツールSOKUMENで、手間とコストを大幅削減

Web面接ツールSOKUMENで、手間とコストを大幅削減の画像

上記で触れてきたWeb面接サービスの導入にかかる障壁に対し、一つのWeb面接ツールが解決します。それが、人材派遣会社向けWeb面接ツール「SOKUMEN」です。SOKUMENでできることをいくつかにまとめてみました。

 

アカウント登録・アプリのインストールが不要

→非常に面倒くさい行為が不要。事前のアカウント交換も不要。ブラウザだけでOK。

 

誰でも簡単に使えるので応募者の年齢層が高くても使いやすい

→応募者はURLをタップ、あるいはワンクリックするだけで使い方を確認できる。
SOKUMENは一番使いやすいWEB面接ツールを目指しています。

 

通信量の増大が気になる

→データ通信量は業界最小レベル(30分で100MB~130MB程度)

 

導入費用・維持費用が気になる

→初期費用0円・月額19,800円(税込21,780円)で利用時間の制限なし

 

無料のツールに小さな不便を感じている

→小さな不便も積もれば大きな不便に。スケジュール管理とWeb面接ツールをツール側で連動させることで便利になり、ミスも減らせる。

Web面接ツールSOKUMENはすでに約700社で導入されています。初期費用は0円で、採用担当者・応募者ともに操作方法がシンプル。採用フローを一括管理できるので、採用工数の削減にも繋がります。

Web面接サービスSOKUMEN(ソクメン)のサービスバナー

さらに、面接後の採用にあたって必須となる「雇用契約」の電子化まで実施できる FAST SIGN との連携も可能です。採用活動が全てWebツールで完結するため、さらなる採用工数の削減を見込むことができます。

電子契約サービスFAST SIGNのサービスバナー

SOKUMEN と FASTSIGN を併用することで、求人へのエントリーから、応募者との連絡、面接、書類の授受、雇用契約、採用後のフォローまで、一連の手続きをオンラインで行うことができます。応募者の手間も削減できますし、もちろん採用者の手間も大幅に削減できます。

 

4. まとめ

この記事では、Web面接専用のツールを導入するメリットについて、費用の面から考えてきました。
見落としがちな観点ですが、Web面接ツールは、応募者にとって使いやすいツールでないと応募者を逃してしまいます。せっかく応募してもらっても、面接に至らない離脱者が多いようでは意味がなく、それまでに費やした採用担当者の人件費が無駄になってしまいます
Web面接の実施にあたっては採用者側、応募者側、どちらにとっても使いやすいものを選びましょう。

もちろん、初期費用や利用料の仕組みも検討すべき要素です。一般に、ツールとは仕事の費用対効果を高くするために存在するものです。豊富な機能が搭載されていても高すぎる費用を支払っているのであれば無駄な費用ですし、使わない機能が多くあるなら意味がありません。かといって、低額でも必要な機能が揃っていなければ、安物買いの銭失いとなってしまいます。また、タダより高いものは無いと言いますが、それはWeb面接においても同様です。

よくよく考えてみると人件費を大幅に費やしてしまっていた、採用活動に集中できていなかった、といった事態になりがちです。Web面接を行うのであれば、専用のツールを導入したほうが結果的に安くつくでしょう。

この記事がWeb面接ツールの導入にあたって「何を考えるべきか」の参考になれば幸いです。

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