Web面接の活用で拠点の売上が1.6倍に伸びました
【第一弾 : 導入の経緯や効果と変化】
中四国地域を代表する総合人材サービス会社の株式会社グロップのグループ企業として、製造派遣・業務委託・業務請負を中心に、幅広い分野でサービスを展開するグロップジョイ。
スタッフの採用業務において「SOKUMEN」を活用するに至った経緯や導入後の効果、そして変化を伺いました。
[お話を伺った方]
- 業務管理課 課長代理
- 東 正規 様
- 桶川オフィス
- ご協力の皆様
Q：SOKUMENの導入をご検討いただいた理由・背景についてお聞かせ下さい。
応募者の方が派遣登録面接に来られる際に、我々のオフィスから30分～1時間程時間がかかる、離れた場所に住まれていて、面接に来るのが難しいという方が多くいらっしゃいました。
そのため、出張面接として我々が応募者の住んでいる地域まで行って、面接会場や場合によっては喫茶店を借りて面接を行う案件が多数あり、コスト面などの課題を感じていました。
これを解決するツールを探そうと、2019年11月に大阪で開催された展示会に赴いたところ、SOKUMENの展示ブースを見つけて、人材派遣会社が利用しやすいWeb面接ツールだということもあり、話を聞いてみようと思いました。
話を聞いてみて、コスト面が安価である点や応募者側の通信量負担が少ない点などを知り非常に有益なツールだと感じました。
他社のツールも含め複数検討しましたが、SOKUMENが1番良いという結論に至りました。
Q：他社ではなく、SOKUMENをご導入いただいた決め手は何だったのでしょうか。
各社比較していて感じたこととして、我々の（ツール導入・利用継続等における）コストが少なかったことも大きかったのですが、一番は応募者の負担が非常に少ない点でした。
例えば、他のWeb面接ツールでは面接が30分～1時間程になってくるとかなり応募者側の通信量がかかってしまいます。
それに対し、SOKUMENでは応募者の通信量がかなり少ない（30分で100MB程）というのが一番の決め手になりました。
Q：SOKUMENを導入してから、派遣登録面談はどのように変化しましたか。
導入後、出張面接は基本的に行わないようにしました。
その結果、面接会場代などのコストメリットはもちろんありましたが、それ以上に一番良かったことは出張面接に出向くための移動時間がかなり短縮されたことですね。
加えて1回の面接にかかる時間も以前より短縮されており、時間的なメリットを感じます。
また、出張面接に出向いたとして「応募者のご自宅で行う」というわけではないので、結局外に出てきていただく必要があるのですが、Webだと応募者はご自宅で実施可能だからなのか、面接率が上がっています。
さらに自宅だからなのか、よりリラックスして本音で自分の希望条件だったり、こちらへの質問だったりをよくしてくれるように感じますね。
あとは自宅で受けるWeb面接ならではかもしれませんが、身だしなみ等をきっちりしている人とそうでない人がいたり、なんとなくですが性格が読み取れたり、対面ではわからなかった部分がわかったりすることもあります。
その他、コロナの影響もあるのですが、現在はスマホを持っていないなどWeb面接を実施できる環境をお持ちでない方は、ご応募をお断りするという明確な基準も出来ました。
Q：SOKUMENを利用した派遣面談・登録のフローを教えてください。
求人サイトや求人誌からご応募いただき、そのデータがATSに入ります。
そこからメール・電話でコンタクトを取り、面接の希望日時をヒアリングしてSOKUMENで面接日時を予約、（SOKUMENの自動メール・SMSで）応募者に面接URLを送付します。
応募者はWeb面接をしたことない人がほとんどで、面接日時設定のヒアリングの時に「操作は難しくないですか？」といった質問がきますが、ご説明をさせていただくと大抵の方はご納得いただけます。
面談後はキャリアシートを作成してそれを元にクライアントへ提案するという流れです。
Q：SOKUMENを用いた派遣業務のフローにおいて工夫されていることはありますか。
面接については、SOKUMEN導入前は出張面接など対面でおこなっていたのですが、相手が強く対面を希望しなければ全てSOKUMENを用いて遠隔で対応しています。
対面での実施をする場合も、その前に採用条件などお互いのイメージのすり合わせを5分～10分の短時間でSOKUMENを用いて実施しています。
簡単なヒアリングをして、イメージが合ったら対面面接をしましょうという形で0.5時面接的に利用したりもしています。
また、面接だけでなく「入社教育」や「定期面談」など、資料を画面共有しながら実施したり、お客様への面談、他のオフィスとミーティングする際に利用するなど、様々なシーンで利用をしています。
Q：SOKUMENについて最も価値を感じる部分やご利用を続けていただけている理由をお聞かせください。
一番は「時間の効率化」です。
派遣の面接では応募が来てからの対応が1分でも1秒でも早い方が採用率が上がるのですが、SOKUMENを導入したことにより応募があったその日の内に面接までしてしまう、といった対応も実現しています。
出張面接では少なくとも応募後2～3日は空いてしまうので、決して出来なかったことですね。応募者の方からも、すぐに面接をしてくれて良かったと言ってくれています。
あとは、私たちの時間の使い方も大きく変わりました。
出張面接を実施していた時は、1日のうち数十分～2時間程度は移動時間となっており、非常に非効率な時間が生まれていましたが、SOKUMENの導入により移動時間が無くなり、別の業務をすることができる様になりました。
Q：応募から面接までのリードタイムが短くなったことによる効果はありましたか。
採用率や面談実施率が上がりました。採用率でいうと使い始めた直後でも1割～2割ぐらいは少なくとも上がっていると思います。
また、すぐに面接して採用できることによって、クライアントへの提案スピードが上がりました。
現在はコロナの影響もあり、派遣要請数も減ってきている中で非常に多くの方からご応募頂いています。
その状況下ではスピード感が非常に重要になってきているため、SOKUMENの利用が成果につながっていると感じます。
特に遠方のクライアントへの提案のためにその地域の方を沢山採用しようとすると、例えば10人採用する場合でも全員日程を合わせて面接するのは難しいので、今までは何回も出張面接が必要になっていましたが、SOKUMENを導入したことでその必要も無くなったので大きかったですね。
拠点によって違いはありますが、SOKUMENを一番活用している拠点では各拠点の中でも案件を回すスピード感が群を抜いて早く、その効果か売り上げも1.6倍程に伸びています。
Q：SOKUMENをご利用しているうえで便利な機能などはあるでしょうか？
まずはスナップショットの機能ですね。
面接中にその場で応募者の写真が撮れて、そのまま当社の登録カードや基幹システムの写真登録にそのまま転用できるので便利です。
あとは個人情報の同意事項（プライバシーポリシー機能）ですね。
同意した日時なんかがちゃんと記録として残るのが非常にありがたいなと思います。
プライバシーマークを導入している企業としては個人情報の同意がないと個人情報の収集ができないのですが、それがシステムの中でちゃんと日時の記録もできると。
今回さらにアップデートされて、同意にチェックが入らないと面接に入れないという仕様になったと思うんですけど、まさに求めていたことなのでものすごく助かりました。
丁度、要望としてあげないといけないなと思っていたところだったんです。
プライバシーマークの更新審査のときに指摘を受けるので、それがこの時点で解決しているので非常にありがたいですね。
Q：SOKUMENを利用していて感じる応募者のメリットは何だと思いますか。
やはり自宅でできるというところではないかなと思います。
「どこかに出ないといけない」ということがないので、出かける準備や移動の時間もなく、気軽にスピード感がある面接を「自宅」で受けることができるというのがメリットかなと思います。
また、履歴書や写真を準備する必要が無く、Web面接時も余計なアプリをインストールする必要がないですし、我々から送るメールやSMSのURLをタップするだけで簡単に面接ルームに入れるので、応募者の方も混乱なく面接を受けることができている様です。
あとは私たちのメリットになりますが、今後、スマホで利用できる勤怠システムを導入します。
Web面接の時点でスマホを持っているかどうか判別できるというのも良いですね。
それと来社面接時は「交通費の支給」や「採用が確約」されていないと来てくれない応募者の方が結構いたのですが、Web面接だと自宅から出来るので気軽に面接をしてくれるようになりました。
SOKUMENの利用で、応募者の方も私たちも大きなメリットがあると思います。
貴重なお話を聞かせていただきありがとうございます。お忙しい中、お時間を割いていただき誠にありがとうございました！
その後のインタビュー記事を掲載しておりますので、
下記ボタンよりご確認ください。
