広告効果測定ツールの特徴やメリットとは!

マーケティング活動を行っていく中で、広告効果を測定し目的がきちんと達成したかどうかを知ることは非常に重要なことです。しかし、広告効果を測定すると言っても定期的に調査を行い、自ら広告効果を測定することはとても手間が掛かってしまうことです。

そんな時に便利なのが、「広告効果測定ツール」です。広告効果測定ツールとは具体的にどのようなもので、活用することによりどんなメリットが得られるのでしょうか?今回は、広告効果測定ツールの特徴やメリットなどを詳しくご紹介していきましょう。

 

1.広告効果測定ツールとは?

ツール

まずは広告効果測定ツールとはどのようなものなのか、ご紹介していきましょう。広告効果測定ツールは、広告で得られた効果を計るためのものです。

WEB広告を出した時にどれくらいの効果があったのかをチェックできるツールであり、マーケティングのPDCAサイクルの中ではC(評価)に分類されます。そもそも広告効果を測定するためには、4つの項目をチェックする必要があります。

・消費者の広告認知度
・広告銘柄のイメージ向上度
・取り扱い店舗数
・商品の売上量

消費者の広告認知度は、広告によってどれだけの人に商品が認知されるようになったかを調べる項目になります。広告銘柄のイメージ向上度は、商品やブランドのイメージアップが広告によってできたかどうか、また広告によって商品・サービスを利用したい人が増えたかどうかを調べます。取り扱い店舗数と商品の売上量は実際の数字を見て、増加数を把握していきます。

広告効果測定を行う目的は、WEB広告を出した場合に1人のユーザーを獲得するのにどれくらいのコストが掛かったかを知ることにあります。WEB広告は複数出稿することも多いですが、この場合広告媒体ごとのコンバージョンが分かりづらくなってしまうでしょう。

しかし、広告効果測定を行うことによって、それぞれの媒体ごとにコンバージョンがどれくらい出たのかを把握することができます。数字で比較することで、力を入れるべき広告が判断できるのです。

広告効果測定ツールの種類ですが、無料と有料の2つに区分されます。無料のツールもありますが、やはりできることは限定されており、有料だと詳細な評価まで可能になるツールが数多いです。


【アクセス解析との違い】

マーケティングには広告効果測定以外にも「アクセス解析」という評価方法があります。アクセス解析と広告効果測定を似たものとして捉えている方もいらっしゃるかもしれませんが、実際には異なる評価方法です。

広告効果測定は先程もご紹介したように、1人のユーザーを獲得するために掛かったコストを計るものです。しかし、アクセス解析ができることはWEBサイトや広告にアクセスしたユーザーの数がどれくらいか、どこからユーザーが流入されてきたのか、サイト内でどのような行動を取ったのかという部分になります。

これらの情報はWEBサイト自体が多くのユーザーに見てもらえたかどうかという点は評価できるのですが、広告費との関連は評価できません。アクセス解析はサイトを評価するものだと認識すると良いでしょう。


2.広告効果測定ツールのメリット

メリット

広告効果測定ツールを活用することによってどのようなメリットが得られるのでしょうか?いくつかツールを活用するメリットをご紹介していきましょう。

・重複しているコンバージョンを取り除ける

WEB広告を出稿する場合によく活用されているのが、Google AdWordsとYahoo!プロモーション広告という2つのコンテンツです。どちらもレポート機能が備わっており、コンバージョン数などをチェックできるためコンテンツを使うだけで評価もできる、優秀な広告出稿先と言えます。

ただ、2つのコンテンツをどちらも活用した場合、複数のネット広告から経由されてコンバージョンにつながっていることも考えられるため、コンバージョン数が重複してしまう可能性が高まってしまいます。例えば、両方のコンバージョン数を見るとそれなりに高い数字が表れていても、実際のコンバージョン数はもっと低かったというケースに発展してしまうのです。

コンバージョン数を正しく評価できなければマーケティング効果もそれほど期待できないでしょう。広告効果測定ツールを活用した場合、このようなコンバージョンの重複を取り除ける機能が備わっています。重複を取り除くことで、正しい評価につながり、次のマーケティングに活かすことができるでしょう。

・それぞれの広告における間接的な効果をチェックできる

リスティング広告やバナー広告など、いくつかの媒体から広告を出している場合、経路が複雑化されてしまうことは至って一般的なことです。例えばユーザーがバナー広告を見て商品・サービスを知り、リスティング広告からランディングページへ飛んで購入するといったケースもあるでしょう。

このように、いくつかの広告がプロセスに関わっている場合、直接購入につながったリスティング広告以外、上記の例で言うとバナー広告を広告媒体から受け取れるレポート機能だけで評価してしまうと、邪魔をしていると判断されてしまいます。実際はバナー広告がなければユーザーが商品・サービスを知ることもできなかったのに、これではきちんとしたコンバージョンの評価ができていないと言えます。

広告効果測定ツールの場合、広告をまとめて計測することで広告が複数あったとしてもコンバージョンにたどり着いた流れまでしっかり把握できます。間接的な効果をチェックできるため、本当に広告として貢献しているかどうかを見ることができるのです。

・レポート機能よりも分かりやすい

広告媒体からのレポート機能も便利なのですが、間接的な効果が評価できない以外にもデメリットがあります。それは、それぞれのレポートによって指標や計上方法に違いがあるという点です。

複数の広告媒体を活用することで起きてしまうものなのですが、もし分析するのであれば指標や計上方法は統一されているべきでしょう。広告効果測定ツールを活用すればこのようなデメリットも解消されます。


3.広告効果測定はどのように行うのか

疑問

効果測定をする際にはやらなければいけない作業があり、必ず押さえておきたいポイントもあります。では、効果測定をどのように行うのか見ていきましょう。

・効果測定ではどのような作業を行うのか

効果測定をする際には、集計作業をする必要があります。効果測定の集計作業は、アクセス解析ツールなどを用いることもありますが、正しい成果を出すまでには時間がかかってしまいます。

しかし、ただ集計するだけでは効果測定の意味がありません。効果測定の結果を分析し、その結果を踏まえて次に行うべき戦略を考えなければいけないのです。

・タグをつけて広告の効果を高める

効果測定で結果を出すためには、タグをつけることも重要なポイントになります。この時に使用するタグは、ウェブページに表示する項目の指示をするだけではなく、様々な役割を担っています。

タグにはいくつもの種類がありますが、その中で必要になるのがコンバージョン測定タグです。コンバージョン測定タグは、ページを見たユーザーが過去に自社の広告をクリックしたことがあるかを調べられます。つまりコンバージョン測定タグをページに設置しておくことで、商品の購入をしたかも把握できるのです。

そのような役割を持つコンバージョン測定タグから得られた結果から、新しい広告を出すかどうかの判断材料も得られるでしょう。もしも、コンバージョン測定タグを使用していない場合は、広告の効果がどの程度あるのかを把握することが難しくなり、手探りの状態で広告を出し続けることになってしまいます。したがって、効果測定をするのであれば必ずコンバージョン測定タグを設置すべきです。

それ以外にも、リマーケティング広告を利用する時に使うタグもあります。このタグは、サイトを見てくれたユーザーに再訪してもらうための広告で使用します。再訪してくれるユーザーは、商品を購入してくれる可能性も高いので、リマーケティング広告を使用することも効果測定の結果を高めるための有効な手段だということになります。


4.計測する際の注意事項

注意

効果測定を行う場合、方法を間違えてしまうと成果を出せない可能性が高くなります。そこで続いては、広告効果測定をする際に知っておきたい注意点について見ていきましょう。

・埋め込み予定のタグが入れられない

ECサイトによっては、埋め込みできる広告タグが異なります。そのため、埋め込みたいタグが使用できずに、ECショップを作り直さなければいけないというケースもあるのです。

ECサイトを比較する記事などはインターネット上で見かけますが、どの広告タグが使用できるのかまで書いてある記事はほとんどありません。そのため、埋め込みたいタグが使用できるのかを把握できないというケースも少なくないのです。

・ただ結果の良い・悪いで判断するのではなくユーザーの視点を大切にする

広告を設置する際に、どのようなデザインだとクリック率が高いのかという点に着目しているケースがあります。確かにクリック率が高くなる広告の方がメリットは大きいように感じますが、実際に効果を出すのであればユーザーの視点を大切にすることの方が重要だと言えます。

ユーザーの視点になってどうしてコンバージョン率が高かったのか、もしくは低かったのかを考えることによって、理由を導き出すことができます。コンバージョン率の高さがどのような理由で変化しているのかを分析できれば、改善すべき点も見つかるでしょう。そして、改善すべき点を見つけられたということは、さらに成果を伸ばすために必要なことにも気が付けるのです。

・ソーシャル広告の効果測定を正しくするためにはコツが必要

Facebook広告やTwitter広告といったソーシャル広告は、リスティング広告とはコンバージョンの指標が異なります。ソーシャル広告の管理画面でもコンバージョン数は確認できますが、他と比べることは難しいと言えます。Twitter広告の場合は、クリックやリツイート、いいねをした後でも指定期間中にコンバージョンするとCVとしてカウントされてしまうため、リスティング広告よりも過大評価されやすくなってしまうという特徴もあります。

また、ソーシャル広告の後にリスティング広告でサイトを訪問した場合には、ソーシャル広告とリスティング広告の両方でカウントされてしまう可能性もあるのです。ソーシャル広告とリスティング広告を正しく比較するためには、同じ指標で成果を測定しなければいけません。

そのためには、専門的な広告測定ツールを活用し、成果を一元的に管理した方が良いということになります。このようなことを踏まえて考えてみると、広告効果測定ツールを導入し、コンバージョンの重複を解消することによって、正しい広告の効果を把握できるでしょう。


5.広告効果測定ツールのまとめ

広告効果測定は、管理しているWEB広告の効果を測定するというもので、広告がしっかりと役割を全うしているかを確認できます。広告効果測定をするためのツールもあるため、それを活用すれば複数の広告を運用しているという場合でもその効果を確認しやすくなるのです。広告が持つパフォーマンスを可視化することによって、売上に貢献できているかなどを把握でき、改善すべき点も知ることができるでしょう。

そんな広告効果測定ができるツールには、いくつかの種類があり、無料のものもあれば有料のものもあります。どれを選ぶかはニーズによっても異なるため、どれが自分たちに適しているのかを知ることが重要になります。広告効果測定ツールを導入することによって、WEBマーケティングによる成果を確認しやすくなり、適切な広告を出せているか素早く判断できるといったメリットがあるので、非常に有益なツールです。

ただし、広告効果測定ツールを導入する際に知っておきたい注意点もあることを忘れてはいけません。その注意点として挙げられるものは、埋め込み予定のタグが入れられない、ただ結果の良い・悪いで判断するのではなくユーザーの視点を大切にする、ソーシャル広告の効果測定を正しくするためにはコツが必要といったポイントです。これらのポイントを押さえて正しい効果を測定できれば、広告効果測定ツールは非常に魅力的なので、ぜひ活用を検討してみてください。



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